産業界ニーズ事業も2年目に入り、産業界のニーズを踏まえた着実な教育改善に本格的に取り組むべき時期になっているので、目的を再確認しておきたい。 続きを読む
鈴木正三の思想から「働く」ことについて考える
鈴木正三(すずき しょうさん)は江戸時代初期の僧侶として知られる。彼は三河国足助庄(現在の愛知県豊田市)に生まれた三河武士であったが、四十二歳にして出家する。彼は自身の思想をまとめた著作『万民徳用』の中で職業倫理を説く。彼は商人の利潤獲得に厳しい自制を求めた。 続きを読む
あなたにとって働くとは
「青田買い」=まだ稲が実っておらず田んぼが青々としている時期に収穫量を見積もり、先物買いをすること。稲は確保したいが、きちんと稲が実るかどうかの不確実性は残る。青田を買う方の気持ちは分からずとも、青田側の実る前の稲の立場に立てば、きちんと実をつけることに専念しなければならない。 続きを読む
労働の付加価値は競争原理による評価
働くということを語るとき、対価としての賃金(給料)を抜きにして考えることはできない。 続きを読む
働くことと大学教育
本学は、「平成24年度 産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業(以下、産業界ニーズ事業)」に採択され、事業を進めています。事業の中で、さまざまな企業の方とお話をさせていただく機会がありました。その中で、改めて感じたことは世の中の動きの速さとそれに対応をしている企業の変化の速さです。 続きを読む
シンポジウム基調講演資料を公開しました
2月9日に開催しました東海Bチームの合同シンポジウム「インターンシップを通じた新しい人材育成」に多数ご来場いただきありがとうございました。基調講演いただきました愛媛大学の平尾智隆講師と城西国際大学の渡辺淳一教授のご厚意により、講演資料を以下に公開しました。 続きを読む
就職難から見つめなおす働く意義
還暦を迎えた人間が、ふと自分の学生時代を思い出すことがあります。楽しかったこと、辛かったこと、泣きたくなるようなこと等など、いま振り返るとひとりでにほろ苦さが込み上げてきます。大学卒業年(1975年)、第1次オイルショックに遭遇し、大学で学んだ仲間とともに経済的な煽り(就職難)をまともに受けました。1年先輩の就職状況がとても良かっただけに、それを羨むとともに、極端な経済変動と就職難の厳しさをダイレクトに感じました。 続きを読む
東海Bチーム合同シンポジウムに100人参加
中部地域グループ東海Bチーム(名古屋産業大学、名城大学、岐阜大学、同朋大学、日本福祉大学、愛知大学短期大学部)の合同シンポジウム「インターンシップを通じた新しい人材育成」が2月9日、名古屋産業大学文化センターホールで開かれました。 続きを読む
「会計に関するしごと」について
「会計に関するしごと」には、会社の経理・財務(日商簿記検定2級または3級程度の資格取得が必要)、公認会計士(国家試験である公認会計士試験の合格が必要)、税理士(国家試験である税理士試験の合格が必要)などがあります。 続きを読む
「課題解決型学習(PBL)」の実践を通して感じたこと
ぼくは、昨年度そして今年度と、専門のマーケティングの授業で「課題解決型学習」(Project Based Learning=PBL)を導入、「教育改善(授業改革)」の一翼を担ってまいりました。学生たちに与えた課題は、「地域と連携した新商品の提案」で、昨年度は「プチじくロール」、本年度は「グリーンピーくんランチ」の提案が選出されました。両授業とも、受講生約170人の大所帯を10数チームに分け、提案を競わせたのです。決勝に進めないことは、負担が軽くなると考える学生が多いと思いきや、予選落ちして本当に悔しがるチームが多数ありました。従来の一方的な講義形式では考えられなかったことだと、「課題解決型学習」について、手応えを感じています。 続きを読む