教員・研究室

岡村 聖

役職教員情報
教授 岡村 聖
岡村 聖 (おかむら きよし)

新聞では、「地球温暖化が自然環境や人間社会に深刻な影響を もたらす」といった研究機関の報告が毎日のように掲載されています。しかし、個人としてはこの問題を身近と感じていない人も多いのではないでしょうか。ゼミナールでは、その理由を「主役である二酸化炭素の動きが目に見えないからだ」と大胆に仮定して、大気中を流れる二酸化炭素の動きが、頭の中ではっきりイメージできるように、CO2測定器を用いた実践型学習を行っています。

専門領域

大気環境工学

担当科目

(大学院)大気環境特論、大気環境特殊研究
(学部)大気循環論、大気公害防止、気象予報、物理学、数学、化学

略歴

豊橋技術科学大学大学院修了(博士 (工学))、同教務職員を経て現職。
現在、愛知県環境影響評価審査会委員、名古屋市環境影響評価審査会委員、静岡県環境影響評価審査会委員、岐阜県環境影響評価審査会委員、岐阜県廃棄物処理施設専門委員、尾張旭市環境審議会委員(会長)、一宮市環境基本計画等推進協議会委員(会長)、国家資格公害防止管理者等資格認定講習講師等を兼務。

著書・論文等

「生活環境圏におけるCO₂濃度空間分布の検証」第17回環境情報科学ポスターセッション、令和2年12月

「CO2濃度の空間代表性に関する考察~ドローンを利用した環境教育プログラムの開発に向けて」名古屋産業大学環境経営研究所年報第19号、令和2年3月

「生活環境圏における3次元CO2濃度分布図の比較検証」日本環境共生学会第21回学術大会学術大会発表論文集、平成30年9月

「系統連系小型水平軸風車(4.5kW)の運転実験結果について」風力エネルギー利用シンポジウム論文集、平成29年11月

「桜の樹勢回復に対するCO2濃度と葉緑素の関係:木曽川堤の桜を事例として」名古屋産業大学環境経営研究所年報第12号、平成25年3月

「有菌土と無菌土がCO2濃度に与える影響」名古屋産業大学環境経営研究所年報第13号、平成26年3月

「高解像度の航空写真を用いたCO2濃度マップの作成プロセス」名古屋産業大学環境経営研究所年報第14号、平成27年3月

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■Email okamura@nagoya-su.ac.jp