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ラーニングコモンズで学生主体の心理学ミーティングを行いました

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。MEISANに今年入学した1年生を中心に「心理学を勉強したい学生が集ろう」と勉強会が開かれました。会場はこの春新しく誕生したラーニングコモンズ。学生10名の自己紹介に続いて、自主的な研究プロジェクトなど勉強会でやってみたいことについてみんなで自由に意見交換をしました。

心理学とビジネスを両方学べるビジネス心理コース

1年生の今井さん(大府東高校出身)は、「人間関係や普段の気持ちの変化など、こういう心理現象はどうして起きるのかな?と考えることの多かった私は漠然と、大学で心理学を勉強したいと考えていました。将来社会に出て働くときには、心理学の知識を活かしていきたいです。ビジネス心理コースは私にぴったりのコースです。MEISANにはやりたいことがたくさん詰まっています。」と話してくれました。

坂本剛先生(社会心理学・環境心理学)は「このような学びあいの機会が、学生が個々の体験の記憶や様々な思いと、科学的客観的な視点との両方を成長させていくきっかけになればよいなと考えています。これからも学生の勉強会をサポートしていきたいです」と話していました。また、栗野理恵子先生(臨床心理学・音楽心理学)は、「今回の勉強会開催では、いろいろな思いや願いを持って入学してきた学生同士が、今ここにお互い集まっているということ自体を素直に嬉しく感じていることがよく分かりました。そこが何より良かったな、と思います」と話していました。当日は坂本先生や栗野先生も、自身が研究に興味を持ったきっかけや、最近の研究などについてパワーポイントを使って説明していました。

心理学ミーティングはこれから定期的に開催していくことになりました。今回会場として使用したラーニングコモンズはこうした学生による自主的な勉強会にも活用されています。

充実の心理学カリキュラム

MEISANのビジネス心理コースでは、1年次には、教養科目の「心理学」のほか、専門科目として「心理学研究法」、臨床心理学の導入科目「心の健康・心の病」、ビジネスへの応用科目「セルフ・コントロールの心理学」が前期に開講されるほか、後期には産業組織への応用を考える「ワークライフ・バランス」、「消費者心理学」を履修し学習します。2年次からは心理学の各分野の各論が続々と開講されるほか、「基礎実験」など実習系の科目も増えていきます。また学びの総仕上げとして、心理学の標準的な基礎知識と基礎技能を習得していることを認定する基礎資格である日本心理学会認定心理士の資格もカリキュラム内で取得することができます。

さらに、20単位分のビジネス基礎科目(経営学総論、基礎簿記、マーケティングなど)を学ぶことができ、心理学系の学びに合わせて経営系・経済系の勉強もすることができます。ビジネス心理コースについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。