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◇愛情教育、この指とまれ◇その278◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.18 竹澤 伸一
Bくん(仮名)は、高校野球で活躍した投手です。期待されて、名産大硬式野球部に入部しました。しかし現在、肩を壊してリハビリ中です。ケガが癒えて、復帰できることを祈念したいと思います。
ところで私は、Bくんと会話していて、言葉の端々に「情報言語」が登場するのが気になっていました。そこでBくんの履修カルテを見てビックリ。1年生時と、現在、2年生時の履修科目の中に、「シミュレーション論」「情報倫理」「プログラミング応用」「情報処理基本演習」「2次元画像情報処理」「プログラミング基礎」「情報セキュリティー」「データベース」「プログラム言語基礎」等の、「情報ビジネス系科目」が目白押しなのです。明らかにBくんは、「情報処理大好き人間」あるいは「情報処理得意人間」なのですね。ご自分のリハビリにも応用できるかも。
となれば、典型的な名産大生と言えると思います。Bくんは野球人、そして「情報処理人間」。つまり、度々ご紹介してきた「二兎を追う」人間なわけです。
私のかつての教え子に、「野球のバッティングの動作解析」を研究したくて、狭き門の大学院体育学研究科に合格した野球人がいます。Bくんは、すでにして「画像処理」や「プログラミング」の素養を身に着けつつあります。「二兎を追うスポーツマン」、将来が楽しみです。
(つづく)