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◇愛情教育、この指とまれ◇その602◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.52 竹澤 伸一

玉川翔くんへのメールも、多数寄せられています。

「(前略)名産大には、スポーツ指導者の系譜が脈々と存在するという指摘。私は、我が身を以て納得いたします。なぜなら、私自身が、幸運にも母校に帰ることができ、授業の傍ら、幼い頃から打ち込んできた競技スポーツの監督補佐をしているからです。(中略)少し歳の離れた後輩である玉川くんが、スポーツ指導者に向かって着々と歩みを進めている様子が、私には手に取るようにわかります。なぜなら、かつての私がたどった道だからです。(中略)勤めた当初は、私は授業にも自信がなく、部活指導にも戸惑うばかりでした。しかし、名産大で、色々な先生方や先輩方に教えていただいたことを、何とか自分なりに解釈して、恐る恐る生徒たちにぶつけていたら、いつの間にか何とかサマになってきました。(中略)玉川くんに伝えたいことは、今やっていることを自信をもってやり切ってほしいということです。(後略)」(「修行僧」様)

「(前略)私は名古屋市で、高校の教師をしています。名産大の教育原理の授業で、早くも児童中心主義と系統主義の論争(?)が行われていることを、興味深く思っております。(中略)私の専門は商業科なので、例えば簿記の授業では、そもそも講義などしてはいられません。もちろん基礎的な理論と知識の確認はいたしますが、あとは演習につぐ演習になります。高校生の能力にもかなりの差があるので、最後の最後は個別対応になります。(中略)玉川さん、すばらしいバランス感覚の持ち主であることが伝わってきます。生徒に学び合いのベースをつくるために、時には講義も必要でしょう。でもその内容が消化されているか、確認のためにもアクティブラーニングは必要です。要はバランスの問題。その意味でも、玉川さん、楽しみですね。」

やはりご紹介し切れませんでした。本当に申し訳ございません。

(つづく)