NSU News
本学3年生が「オオサンショウウオの里を守るプロジェクト」の成果報告を行いました
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、本学3年生の「オオサンショウウオの里を守るプロジェクト」の成果報告について紹介します。
愛知県瀬戸市下半田川町(しもはだがわちょう)の蛇ヶ洞川(じゃがほらがわ)エリアは、愛知県で唯一オオサンショウウオの自然繁殖が確認されている里地里山の豊かな生態系が今もなお残るエリアです。一方このエリアでは、産業廃棄物等のごみの不法投棄問題が起きており、町民はじめ、行政、NPO、企業、大学等でごみ拾い活動や夜間観察会などの保全活動が行われています。
この様な下半田川町蛇ヶ洞川エリアは、令和元年10月1日に瀬戸市で初めての自然環境の特定地区に指定されました。本プロジェクトでは、令和2年度から「大学コンソーシアムせと」の助成を受けて、名古屋産業大学の複数の部活・サークル活動(エコレク部、NSUスタジオ)等の有志メンバーと環境ビジネスコース教員・長谷川泰洋講師、および瀬戸市環境課との協働で、この地区の魅力や貴重性を発信するための普及啓発ツールを制作し、現地や公共施設等(尾張瀬戸駅ビル・パルティせと)等で広報・イベント活動を展開しています。
令和3年2月17(水)に本学3年青山晃陽君、太田好規君、澤田有希さんが、令和2年度活動成果報告会(会場:瀬戸蔵ミュージアム)に参加し、今年度の成果のプレゼンテーションを行いました。今年度に制作した現地に設置予定の看板2枚(1.2m×2.0m)のデザイン、現地のジオラマ(制作:情報ビジネスコース教員・河村陽介講師)、保全活動に熱心な町民へのインタビュー動画、プロジェクトのメイキング動画等を発表し、拍手喝さいの好評を得ました。
看板2枚は、澤田さん(発表者の一人)によるディレクションの下、総勢12名の絵の得意な学生が動植物等の作画に参加した力作で、会の講評者からはプロ並みの出来栄えで驚いたとの言葉を頂きました。
プロジェクトは次年度も続きます。
なお、この会はコロナ対策で対面と遠隔のハイブリッドで行われ、参加した13チームの内、8チームはリモートでの参加でした。
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