3つのポリシー

教育・研究に関する目標(大学)

アドミッションポリシー(こういう人を求めています)

名古屋産業大学では、産業社会で活躍できる人材の育成を目的として、意欲のある人をできるだけ幅広く募り、多様な入試形態を用意しています。この受け入れ態勢のもと、学位授与の方針(DP)及び教育課程編成の方針(CP)に定める教育を受けるための条件として、以下に掲げる人を求めます。

(1)名古屋産業大学の教育目的である「誠実にして創造性に富み、専門的能力を身につけた、産業社会で活躍できる人材の育成」に共感し、自ら本学の教育理念の実現に向けて努力できる人

(2)新たなビジネス創造にチャレンジする情熱と意欲にあふれた人

(3)グローバルとローカルな視点で社会への理解を深め、ビジネスでの活躍をめざす人

カリキュラムポリシー (このようなことが学べます)

名古屋産業大学は、次に挙げる考え方で教育課程を編成し、実施します。

(1)現代ビジネスを担う専門能力と社会人基礎力を養成することを目的とし、学生一人ひとりの顔が見える少人数で学生参加型の演習・実習などを重視した授業編成を行います。

(2)大学における学びの基盤となる基礎的読解力や文章表現力などを習得させるため、初年次段階において少人数で学ぶ教養ゼミナールなどを設けます。

(3)外国語によるコミュニケーション能力や異文化理解、心身両面の健康づくり、情報を読み解く力について学ぶ科目を配置します。

(4)各自の専攻分野以外の領域について、知への興味や関心を引き出す教養教育を実施し、専攻分野に関する理解の一助とするとともに、豊かな人間性を育み、物事を深く考えるための知的基盤形成を促します。

(5)専攻分野に関する知識及び論理的思考方法を習得できるよう、専攻分野のカリキュラムでは、初年次段階から年次進行に合わせて段階的に高度化する専門科目を体系的に配置します。

(6)各自の専攻分野に関する知識を社会でどのように活かしていくのかを考えるキャリア教育、並びにキャリア形成支援を継続的に実施します。

(7)在学中の学修成果を集大成する仕組みとそれを評価する取組みを、学部・学科において工夫し、実践します。

ディプロマポリシー(卒業までに身につけるべき能力)

名古屋産業大学は、「職業教育をとおして社会で活躍できる人材の育成」を建学の精神とし、本学の学位プログラムの課程を修め、卒業に必要な所定の124単位の単位取得を満たしたうえで、学則第1条に定める「誠実にして、創造性に富み、専門的能力を身につけた、産業社会で活躍できる人材を育成する」ことを目的にしています。
 その実現のために、様々なビジネスシーンの問題解決に応用できる知識と社会人基礎力などの能力・資質を修得し、それらを活かして産業・経済の発展に寄与できる人材を育成することを教育目標とします。

教育・研究に関する目標(学部・学科)

アドミッションポリシー(こういう人を求めています)

現代ビジネス学部では、学位授与の方針(DP)及び教育課程編成の方針(CP)に定める教育を受けるための条件として、以下に掲げる知識・技術や目的意識・意欲を備えた人を求めます。

(1)高等学校等の教育課程における基礎的な知識や技能をもとに、身近な社会問題について関心を有し、考え判断ができる人

(2)ビジネス心理、スポーツビジネス、環境ビジネス、情報ビジネス、地域ビジネスに関する専門知識の修得に意欲がある人

(3)現代ビジネスを推進するための社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)の向上に積極的に取り組む意欲がある人

(4)豊かな人間性と個性に基づいた社会貢献力を主体的に養う態度を身につけている人

カリキュラムポリシー (このようなことが学べます)

名古屋産業大学及の学位授与方針のもと、次の考え方で教育課程を編成・実施します。

(1)現代ビジネスの学修基礎となる幅広い教養関連科目を1・2年次に配当し、同時に学部教育として1・2年次に少人数のゼミ形式による「教養ゼミナール」科目を設け、また1・2年次に外国語及びキャリア教育科目を必修とし、2年次には各専門分野の基礎科目を配置することで、3・4年次の理論・実践両面からなる専門教育に向けた基礎的な学力を育成します。

(2)1・2年次の簿記・情報・外国語等の科目では基礎的な能力、「教養ゼミナール」では主体的な学びのための基本的な学修能力や論理的思考力、3年次からの「専門ゼミナール」では専門知識の体系的な修得による現代のビジネスに係る各種問題の発見・説明・解決力を育成します。

(3)1・2年次の必修科目であるキャリア教育科目などを踏まえ、学内外での実習・演習を行う実践的な学修として、3年次に必修科目であるビジネストレーニングプログラム(BTP:Business Training Program)を配置します。

(4)ビジネスプロフェッションに必要な社会的協調力・自発的遂行力・倫理的責任力、及び豊かな人間性と個性に基づいた社会的貢献力は、BTPを中心とした科目で育成します。

(5)1年次からの各種教養関連科目や社会倫理の教育科目を基礎に、「専門ゼミナール」では、グループ学修等を通じて、ビジネスプロフェッションに必要な応用力を身につけると共に、社会で自己を活かすためのキャリア形成に関する助言等も行います。

(6)これら学修の評価とそれに伴う指導は次のように行います。

①学部講義科目については、シラバスや成績評価基準を開示し、小テスト・レポート・中間テスト・期末試験等の総合的な素点に基づく評価を実施
②専門ゼミナールについては、担当教員のきめ細かな指導による卒業論文・卒業制作の作成及び提出
③学修指導については、単位修得状況等に基づくゼミ担当教員の助言等、とくに成績不良者に対しては学部長・教務委員長等による定期的な面談等

ディプロマポリシー(卒業までに身につけるべき能力)

現代ビジネス学部では、本学の課程を修め、卒業に必要な所定の124単位の単位取得を満たしたうえで、次の各能力・資質を備えた学生に学士(現代ビジネス)の学位を授与します。

(1)教養と専門知識を基盤とした現代ビジネスに対する幅広い視野と理解力

(2)現代ビジネスを推進するための社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)

(3)ビジネスプロフェッションとして、現代ビジネスに対し創造的にアプローチできる専門能力

(4)豊かな人間性と個性に基づいた社会貢献力

教育・研究に関する目標(大学院)

アドミッションポリシー(こういう人を求めています)

(1) 大学院の教育理念・教育目的
 ・環境に関わる高度に専門的な業務に従事する人材及びより高い専門教育を求める人材の育成。そのために、「環境」に関わる知識・知恵・技術をビジネス・社会に応用できる実践的で創造的な能力育成を目指す。

(2) 求める学生像
 ・自治体などで「環境」に関わる業務担当で活躍しようとしている人
 ・環境に関わる研究機関や企業の環境担当者として活躍しようとしている人
 ・まちづくりなどの地域組織で環境に関わる活動で活躍しようとしている人
 ・高校における環境に関わる教育でさらに専門性を深めようとしている人
 ・さらに高度の知見と専門性の獲得のために海外研究留学を目指そうとする人
 ・国際的にさまざまな国や地域で環境問題解決に向けて活躍しようとする人

カリキュラムポリシー (このようなことが学べます)

(1) 21世紀の持続可能な社会において解決が求められている「環境」に関わる諸問題を、企業経営・ビジネス等の経営活動の面から、また行政やNPO等の社会的活動の面から対応できる能力を育成する。

(2) そのため、環境マネジメントの専門分野を二つに分けたマルチ・ディスプリナリな教育研究を行っていくことで、より具体的な研究課題をより総合的な視点から展開させ、先端的な環境に関する研究方法を修得させる。

ディプロマポリシー(卒業までに身につけるべき能力)

(1) 教育課程において所定の単位を修得した学生に対し、「修士(環境マネジメント)」を授与する。
(2) 21世紀が抱えるさまざまな環境問題を把握し、持続可能な社会を実現していくために必要な、より高い環境マネジメントシステムの能力を修得する。