教員・研究室

伊藤 利明

役職教員情報
教授 伊藤 利明
伊藤 利明 (いとうとしあき)

小・中学校では、道徳の時間が「特別の教科 道徳」になり、教科として位置付けられ、新たな教材の開発、指導方法や評価方法の見直しが課題となっています。道徳科で扱う教材は、現代社会を生きる上で必要な問題解決的な判断力、論理的思考を鍛え、課題に積極的に取り組む意欲、態度を涵養するものであることが求められています。2017(平成28)年に改訂された学習指導要領では、「生命の厳尊」などの現代的な課題を積極的に取り扱うように求めていますので、児童・生徒の判断力を高めるための教材を開発することが大切になっています。

専門領域

道徳教育、教育方法、生涯教育

担当科目

教育原理、道徳教育の理論と実践、教育方法論、特別活動及び総合的な学習の時間の指導法、社会科教育法Ⅰ・Ⅱ、社会科・公民科教育法Ⅰ・Ⅱ、倫理学、道徳と宗教

略歴

名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学、博士(教育学)。名古屋経済大学、関西福祉科学大学を経て、2020年から現職。日本道徳教育学会、日本教育学会、日本デューイ学会会員など。

著書・論文等

著書

伊藤利明、『現代の道徳教育』(中日文化、2016)

伊藤利明、石村由利子(共著)、『教育課程の倫理学的展開』』(中日文化、2020)

伊藤利明、『教育学の展開 第2版』(中日文化、2022)

論文

伊藤利明、石村由利子(共著)、「道徳教材としての二宮金次郎論」関西福祉科学大学紀要第22号 p. 25 – 34 2017

伊藤利明、石村由利子(共著)、「道徳教材としての「先人の伝記」の適切性と有用性」名古屋経済大学人文科学論集第97号 p.53-63 2018

伊藤利明、石村由利子(共著)、「出生前診断」を題材にした道徳教材の開発と検討」関西福祉科学大学紀要第23号 p. 65 –76 2018

伊藤利明、石村由利子(共著)、「こうのとりのゆりかご」を題材にした道徳教材の開発と検討」名古屋経済大学人文科学論集第98号 p. 21 – 37 2019

伊藤利明、石村由利子(共著)、「『考え、議論する道徳』におけるディベートの有用性の検討」総合福祉学研究第11号 p.51 – 64 2019

伊藤利明、石村由利子(共著)、「総合的な学習(探究)の時間におけるディベートの活用」名古屋経済大学人文科学論集第99号 p. 13 – 30 2020

伊藤利明、石村由利子(共著)、「道徳教材としての出生前診断の課題」名古屋経済大学人文科学論集第100号 p. 1–14 2021

伊藤利明、石村由利子(共著)、「新型出生前診断を論題にしたディベートにおける思考の変容」名古屋産業大学論集No.39 p.9-16 2023

伊藤利明、石村由利子(共著)、「即興型日本語ディベートの有用性」名古屋経済大学人文科学論集第103号 p. 17–35 2024

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)

■Email ts-ito@nagoya-su.ac.jp