教員・研究室

木川 智美

役職教員情報
講師 木川 智美
木川 智美 (きかわ さとみ)

私の研究室では、人間の心理や行動を、社会心理学をはじめ、いろいろな角度から研究しています。

私たちは、日々、周りの人や組織、社会の中で生活をしています。人と人の相互関係や、人が周囲の人から受ける影響など、日常生活における心の動きについて学んでみませんか。

例えばビジネス心理学では、組織や会社に関わる個人や集団の心理について学び、現実の職場における諸現象の理解や、問題の対処に応用できるような視点を学修します。仕事へのやる気、気になる評価のこと、リーダーシップや、消費者行動、職場ストレスの問題まで、現実場面における様々なトピックスについて勉強しますが、その他、人の心に興味があって、とにかく心理学を勉強してみたい方のお越しを大歓迎いたします。

専門領域

社会心理学(社会的影響、他者操作、説得)、統計的手法(多変量解析)を用いた調査研究、実験的検討

担当科目

心理学、心理学研究法、心理学基礎実験法、心理学基礎実験、心理学研究演習、応用社会心理学、産業心理学、組織心理学、モラルと共感の心理学、教養ゼミナール、専門ゼミナール(卒業研究指導)、他

略歴

1971年 東京都に生まれる
1989年 私立白百合学園高等学校卒業
1994年 早稲田大学人間科学部卒業(学士 人間科学)
2012年 聖徳大学人文学部心理学科(通信教育部)卒業(学士 心理学)
2015年 聖徳大学大学院児童学研究科児童学専攻(通信教育課程)博士前期課程修了(修士 児童学)
2020年 昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻博士後期課程修了(博士 学術)
公益財団法人日本レクリエーション協会職員、学研アカデミー保育士養成コース専任教員を経て、
現在 昭和女子大学女性文化研究所 特別研究員

所属学会:
日本心理学会、日本社会心理学会、日本グループ・ダイナミックス学会、日本パーソナリティ心理学会、日本応用心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、日本健康科学学会、日本ウエルネス学会、関係性の教育学会、東海心理学会、産業・組織心理学会、日本環境心理学会

保有資格:
専門社会調査士(第002917号)、認定心理士(登録番号第40076号)

著書・論文等

【著書】(単著)

・木川 智美(2023). 日常生活における他者操作の社会心理学的研究 風間書房

 

【学術論文】

・木川 智美(印刷中). いちじくの文字表記の種類がイメージに及ぼす影響 -SD 法を用いた消費者心理把握の試み-

・木川 智美・今城 周造(2024). 日常生活における他者操作方略が承諾に及ぼす影響:アルバイト先の上司からの操作を想定して 名古屋産業大学論集, 40, 11-17.

・木川 智美(2023). 女子学生の親との愛着関係がキャリア発達に及ぼす影響に関する質的検討 関係性の教育学, 22(1), 1-20. 【査読有り】

・木川 智美(2023). 女子大学生用キャリア発達尺度の信頼性・妥当性の再検討 −男子大学生との比較から−松山東雲短期大学研究論集, 54, 17-28.

・木川 智美・今城 周造(2022). 日常生活における他者操作方略が操作者自身に及ぼす影響 ―年長者も含めた検討― 昭和女子大学生活心理研究所紀要, 24, 51-62. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2021). 操作者の用いる他者操作方略、地位および性別が被操作者の承諾効果に及ぼす影響 ―女子大学生を対象とした実験的検討― 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要, 30, 1-13. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2021). 日常生活における他者操作的コミュニケーションと対人ストレッサー、ストレス反応および人生満足の関連 ウエルネス ジャーナル, 17(1), 13-20. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2020). 大学生における他者操作動機の探索的研究―KJ法とSCAT法による自由記述データの質的分析― 関係性の教育学, 19(1), 31-44. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2020). 日常生活における操作的コミュニケーションと対人ストレッサー、人生満足の関連 Health Sciences, 36(1), 3-12. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2020). 操作対象者の地位と性別が他者操作方略の選択におよぼす影響 ―女子大学生を操作者とした実験的研究― 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要, 29, 15-24. 【査読有り】

・木川 智美・今城 周造(2018). 大学生を対象とした日常生活にみられる他者操作の把握の試み ―共起ネットワーク分析を用いた仮説の生成― 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要, 27, 31-41. 【査読有り】

・木川 智美(2016). 他者を操作することの心理学的研究の動向と展望 心理学評論, 59(4), 387-396. 【査読有り】

・木川 智美(2016). 女子大学生における親への愛着がキャリア発達におよぼす影響 パーソナリティ研究, 25(1), 89-92. 【査読有り】

 

 

 

【学会発表】

1.国際学会(ポスター発表)

・Satomi KIKAWA(2016). Motivations for manipulating others: An attempt to conceptualize. The 31st International Congress of Psychology.

 

2.国外学会(ポスター発表)

・Satomi KIKAWA & Shuzo IMAJO(2020). Sex Differences and Developmental Changes in Interpersonal Manipulation Tactics in Daily Life. The 59th Annual Convention of the Taiwan Psychological Association.

 

3.国内学会(口頭発表)

・木川 智美(2024). 成人の用いる他者操作方略が本人に及ぼす影響 —対人ストレッサー、人生満足に注目して— 東海心理学会第73回大会発表論文集, p.15.

 

4.国内学会(ポスター発表)

・木川 智美(印刷中). 大学生のキャンパス周辺地域に対する場所愛着尺度作成の試み 日本発達心理学会第36回大会

・木川 智美(2024). 心理的リアクタンス特性の再検討(1) -Hong尺度に着目して- 日本パーソナリティ心理学会第33回大会発表論文集, p.149.

・木川 智美(2024). 女性管理職が用いる他者操作方略とリーダーの自信との関連 ―自己呈示、対人ストレッサーに着目して― 日本社会心理学会第65回大会発表論文集, p.169.

・木川 智美(2024). 女性管理職の職位と用いられる他者操作方略、リーダーの自信およびストレス反応との関連 日本グループ・ダイナミックス学会第70回大会発表論文集, p.86-87.

・木川 智美・今城 周造(2023). 日常生活における他者操作方略尺度の再検討(1):項目の整理 日本心理学会第87回大会発表抄録集

・木川 智美・今城 周造(2022). 日常生活における他者操作方略尺度の妥当性の検討(1)中国四国心理学会第78回大会発表論文集, 55, p.33.

・木川 智美・今城 周造(2022). 日常生活場面における他者操作方略の影響の再検討(4) ―依頼なし統制条件の再設定― 日本グループ・ダイナミックス学会第68回大会発表論文集, p.59-60.

・木川 智美・今城 周造(2022). 日常生活場面における他者操作方略の影響の再検討(2) ―依頼なし統制条件の設定― 日本社会心理学会第63回大会発表論文, p.186.

・木川 智美(2022). 大学生の今日的なキャリア発達に関する研究(1) ダイバーシティに着目して 日本教育心理学会第64回総会大会発表論文集, p.128.

・木川 智美・今城 周造(2022). 日常生活場面における他者操作方略の影響の再検討(3) 依頼なし統制条件の再設定 日本心理学会第86回大会発表抄録集

・木川 智美・今城 周造(2021). 日常生活における他者操作に関連する諸概念間の比較 日本心理学会第85回大会発表抄録集, p.29.

・木川 智美・今城 周造(2021). 日常生活場面における他者操作方略の影響の再検討(1) ―依頼なし統制条件の設定― 日本社会心理学会第62回大会発表論文集, p.59.

・木川 智美・今城 周造(2020). 他者からの「日常生活における他者操作方略」が女子大学生の承諾におよぼす影響(3)―大学の同級生からの操作を想定して― 日本心理学会第84回大会発表抄録集, p.13.

・木川 智美・今城 周造(2019). 他者からの「日常生活における他者操作方略」が女子大学生の承諾におよぼす影響(2)―アルバイトにおける店長からの操作を想定して― 日本社会心理学会第60回大会発表論文集,p.103.

・木川 智美・今城 周造(2019). 他者からの「日常生活における他者操作方略」が女子大学生の承諾におよぼす影響 ―地位関係と性別を要因とする実験的検討―  日本グループ・ダイナミックス学会第66回大会発表論文集, p.76-77.

・木川 智美・今城 周造(2019). 地位関係と性別が他者操作方略の選択におよぼす影響 日本心理学会第83回大会発表論文集, p.99.

・木川 智美・今城 周造(2019). 社会人を対象とした日常生活における他者操作方略尺度の作成 ―尺度作成と因子分析― 日本パーソナリティ心理学会第28回大会発表論文集, p.86.

・木川 智美・今城 周造(2018). 女子大学生の他者操作方略に関連する諸変数の検討 パーソナリティ、ストレス、人生満足感との関連性 日本心理学会第82回大会発表論文集, p.77.

・木川 智美・今城 周造(2018). 大学生を対象とした日常生活における他者操作方略尺度の作成と他の変数との関連(2) −ダーク・トライアドおよび対人ストレッサーとの関連性についてのパス解析− 日本社会心理学会第59回大会発表論文集, p.146.

・木川 智美・今城 周造(2018). 大学生を対象とした日常生活における他者操作方略尺度の作成と他の変数との関連(1)―尺度作成と因子分析― 日本パーソナリティ心理学会第27回大会発表論文集, p.120.

・木川 智美(2018). 女子大学生用キャリア発達尺度の信頼性についての追加的分析―項目と尺度得点間の相関係数の観点から― 日本発達心理学会第29回大会発表論文集, p.510.

・木川 智美(2017). 大学生間での他者操作における依頼的方略と拒否的方略の探索的検討 日本社会心理学会第58回大会発表論文集, p.293.

・木川 智美(2017). 女子大学生用キャリア発達尺度の妥当性の検証(1)―男子大学生との比較から― 日本教育心理学会第59回総会大会発表論文集, p.273.

・木川 智美(2017). 愛着の安全基地機能が女子大学生のキャリア発達におよぼす影響についての質的検討(1)日本質的心理学会第14回大会プログラム, p.47.

・木川 智美(2017). 女子大学生用キャリア発達尺度の妥当性の検証(2)―男子大学生との比較から― 日本パーソナリティ心理学会第26回大会発表論文集, p.94.

・木川 智美(2017). SCATによる大学生を対象とした他者を操作しようとする動機の構造の把握(3)―目下の操作対象者への操作動機に焦点化して― 日本発達心理学会第28回大会発表論文集, p.422.

・木川 智美(2016). SCATによる大学生を対象とした他者を操作しようとする動機の構造の把握(2)―目上の操作対象者への操作動機に焦点化して― 日本社会心理学会第57回大会発表論文集, p.353.

・木川 智美(2016). SCATによる大学生を対象とした他者を操作しようとする動機の構造の把握(1)―同年輩の操作対象者への操作動機に焦点化して― 日本パーソナリティ心理学会第25回大会発表論文集,p.108.

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■Email s-kikawa@nagoya-su.ac.jp