教員・研究室

森下 純弘

役職教員情報
講師 森下 純弘
森下 純弘 (もりした すみひろ)

皆さんの中には「スポーツ指導者≒教員」と捉えている人がほとんどではないでしょうか?それは日本のスポーツ(部活動)が学校教育の一環だからです。スポーツ指導者は教員以外にも存在します。同様に,「スポーツ=体育」ではなく,スポーツと体育の意味は全く異なります。しかし日本では,スポーツと体育の意味が同義的かつ混用されているのが現状です。

スポーツとは何なのか,体育とは何なのかを考えながらスポーツを紐解き,スポーツ指導者に求められることや役割,知識やスキルの他,協会や指導者からの暴力・ハラスメント等の問題を一緒に考えていきましょう。また,日本スポーツ協会公認指導者資格取得や将来スポーツ指導者になりたい・興味のある方は是非研究室を訪れてください。

 

スポーツコーチングを通じて,皆さんの『なりたい』に近づくため全力でサポートします!

 

専門領域

スポーツコーチング,ハンドボール

担当科目

コーチング論,発育発達論,スポーツ経営学,スポーツ社会学,スポーツ心理学,ヘルスケアマネジメント,健康と運動の科学

略歴

国内外でのハンドボール選手生活後,フィットネス業界に従事。支店長代理やフリートレーナーを経験していく中,ハンドボール指導者の道を志し,2014年1月デンマークにて開催されたEHF Master Coach 1st Moduleに参加し,翌年10月JSPO公認ハンドボールコーチ3取得。2014年から日本ハンドボール協会指導委員会中央委員に就任し,指導者育成についてサポートを行っている。
2017年3月兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育内容・方法開発専攻修了(学校教育学修士)。
複数の大学・専門学校の非常勤講師を経て,2023年4月から現職。2024年3月JSPOコーチデベロッパー認定。

著書・論文等

【主な著書】

  1. コロナとアカデミア(共著),雷音学術出版,2022年5月
  2. 幼児期における縄遊びの指導(共著),一粒書房,2022年4月

 

【主な論文】

  1. 「縄遊び」の発展過程に基づく指導プログラムの検討(共著),千葉明徳短期大学研究紀要(45)(pp:43-51),2024年3月
  2. ゴール型ゲームの体育授業における学習成果につながる言語活動の検討-セストボール教材を用いた体育授業の分析を通して-(共著),香川大学教育実践総合研究(48)(pp:69-77),2024年3月
  3. 新型コロナウイルス感染症に対する幼稚園の対策の相異と幼児の体力・運動能力との関係(共著),人間生活文化研究(34)(pp:20-25),2024年2月
  4. スポーツ少年団における体罰受容のメカニズム-S市のバレーボールクラブの事例-(共著,筆頭著者),名古屋産業大学論集(40)(pp:19-31),2024年2月
  5. 体育嫌い・運動嫌いに関する基礎的研究-脱ゆとり教育世代の場合-(単著),「流通科学大学論集-人間・社会・自然編-」第35巻第1号(pp:1〜13),2022年9月
  6. 小学校低学年体育授業における戦術学習の導入可能性に関する研究-「カバディ」教材の授業実践を事例として-(共著),人間生活文化研究第30号(pp:549~559),2020年4月
  7. バスケットボールにおける足関節捻挫に対するセルフマネジメントと運動能力との関係(共著,筆頭著者),桃山学院教育大学研究紀要第2号(pp:190~203),2020年3月
  8. ゴール型スポーツにおける防御局面での積極性に関する研究-ハンドボール競技を例に-(共著,筆頭著者),桃山学院教育大学研究紀要第1号(pp:189~197),2019年3月

連絡先

■電話:名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■Email:s-morishita@nagoya-su.ac.jp