教員・研究室

中谷 智美

役職教員情報
講師 中谷 智美
中谷 智美 (なかたに ともみ)

私のゼミでは,「こころ」や「気持ち」,「人の行動」について,みなさんと一緒に考えたり調べたりします。

たとえば,「スマホやSNSがやめられないのはどうして?」「ペットに感じる“家族みたいな気持ち”って何だろう?」「薬に対して怖いイメージがあるのはなぜ?」といった,身近だけれど深いテーマを取り上げて,心理学の視点からやさしくひもといていきます。

難しそうに聞こえるかもしれませんが,専門的なことも少しずつ楽しく学べるように工夫しています。ゼミでは,みんなで話し合ったり,協力して調べたりしながら,自分の「こころ」と向き合い,他の人の「こころ」を理解する力を育てていきます。

心理学に興味がある人,誰かの力になりたいと思っている人,自分のことをもっと知りたいと思っている人――そんなあなたをお待ちしています。

専門領域

臨床心理学

担当科目

思春期・青年期の発達と臨床,組織のメンタルヘルス,心の健康・心の病,発達心理学,ダイバーシティと女性活躍推進,心理学総論,心理学,臨床心理学,消費者心理学,行動心理学,教養ゼミナール,専門ゼミナール

略歴

2018年 甲南大学文学部人間科学科 卒業
      甲南大学大学院人文科学研究科人間科学専攻心理臨床専修 修士課程 入学
2020年 甲南大学大学院人文科学研究科人間科学専攻心理臨床専修 修士課程 修了
      甲南大学大学院人文科学研究科人間科学専攻 博士後期課程 入学

著書・論文等

【学術論文】一例

中谷智美・福井義一・大浦真一・今井田貴裕(2021).催眠状態に対する期待を測定する尺度の妥当性―因子的妥当性と収束的・弁別的妥当性の検討― 甲南大學紀要.文学編,171, 253- 267. [査読有]

中谷智美・福井義一・大浦真一・今井田貴裕(2022).催眠状態期待の修正を意図した心理教育による意識的・非意識的催眠態度の変化―大学生を対象とした予備的研究― 甲南大學紀要.文学編,172, 151- 71.  [査読有]

中谷智美・福井義一(2024).催眠に対する態度を測定する尺度の信頼性―再検査信頼性と内的整合性の検討― 心の危機と臨床の知,25, 67-83. [査読無]

中谷智美・福井義一・今井田貴裕・堀孝司・磯和壮太朗・大浦真一(2024).わが国における催眠療法家に対する意識的・非意識的信頼性―心理療法家や催眠術師との比較から― 人間と環境,20, 55-66. [査読無]

福井義一・中谷智美・磯和壮太朗・雲財啓・今井田貴裕・今井田真美(2025).首尾一貫感覚(Sence of Coherenece)を測定する尺度の潜在因子構造―確認的因子分析による複数モデルの比較― 心理学評論,67 (3), 281-310. [査読有]

中谷智美・福井義一・今井田貴裕・堀孝司・磯和壮太朗・大浦真一(2025).大学生の催眠についてのイメージ―自由記述回答に対する計量テキスト分析を使用した探索的研究― ヒューマン・ケア 研究,25 (2), 83-99. [査読有]

連絡先

電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
Email t-nakatani@nagoya-su.ac.jp