教員・研究室

由川 稔

役職教員情報
准教授 由川 稔
由川 稔 (よしかわ みのる)

日本だけでなく、世界の経済の動きをどのように分析し、問題点を見定め、解決策を練るか。経済学は、そのための道具となりえる社会科学の一分野です。道具をうまく操るには、その使い方を身につける必要があります。お刺身をつくるのにノコギリを使う人がいないように、何のために何を使うかということについて、まず一通り、基本的なところを押さえましょう。経済学は、過去数世紀にわたる人間の経済活動の試行錯誤から生まれてきたものですので、今後、たとえ未経験で想定外の事態に立ち向かうことになったとしても、そのための強靭な足腰や構え、柔軟な発想の源を提供してくれるはずです。日々の生活や人生に経済学をどう活かすか、一緒に考え、挑戦してみましょう。

専門領域

経済学、開発経済論、モンゴル研究、旧社会主義諸国の政治経済研究

担当科目

経済学、地域経済論、ビジネス英語、基礎英文法、海外語学研修、海外インターンシップ

略歴

東京外国語大学外国語学部モンゴル語学科卒、東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了、大東文化大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(経済学)。
モンゴル国立大学留学。University of London, School of Oriental and African Studies (SOAS)留学。
外務省在モンゴル日本国大使館専門調査員、大学非常勤講師、社会人教育・キャリアコンサルタント等を経て現職。
学会等の活動(会員):比較経済体制学会、公益社団法人日本モンゴル協会等。

著書・論文等

著書:『現代経済社会の諸問題』(共著)内「内陸アジア諸国の経済発展と新たな国際開発金融」・学文社(2018年)、『アジアの地方制度』(共著)内「モンゴル国」・東京大学出版会(1998年)等。

論文:「モンゴル国の対外債務問題と経済・金融情勢」『日本とモンゴル』№144、pp.39-53・公益社団法人日本モンゴル協会(2024年)、「モンゴル国における開発金融の現状と課題~国際的投資環境の改善に向けて~」『日本とモンゴル』№143、pp.48-66・公益社団法人日本モンゴル協会(2023年)等。

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■Email m-yoshikawa@nagoya-su.ac.jp