平成26年度第3回車座 開催報告

中部地区「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】」東海ブロック主催による“大学、行政、産業界の情報交換会「車座」”の平成26年度第3回が2月3日に愛知大学豊橋キャンパスにて開催されました。当日は、産業界や大学の関係者、16名のご参加がありました。

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障害者の介助をしてみる

昨年末とあるグループの忘年会に参加した際に、前の職場の後輩女性と再会した。声をかけられて初めて気づいた。彼女は忘年会に参加している車いす利用者の若い女性の介助者として来ていた。研修を経て、その日初めて1人で介助をしているとのことだった。 続きを読む

グローバルな資格社会

松下奈美子

世の中には実に多くの資格が存在する。例えば、大学卒業といった学歴から、運転免許から医師免許、建築士資格のように、行政法上一般的には禁止されている行為に対し、その資格を有する者に限ってその行為を許可する国家資格、あるいはナマハゲ伝道師認定試験のように特定地域の魅力を発信するための民間資格まで実に幅広い。 続きを読む

夢・目標・大学の講義

村上 健太郎

インターンシップ、社会人基礎力科目といった、今の大学のカリキュラムに携わった上で自分の大学時代を振り返ると、よく就職先が見つかったなあと思う(私の前職は博物館学芸員である)。少なくとも私は、社会人基礎力といえるような力は非常に低い学生だった。人の目を見て話せない。好きなことには集中できるが、嫌いなことは頑としてやらない。他人との共同作業が苦手で、自分の価値観だけで生きる学生だった。卒論発表会のとき、決められた発表時間を守らなくて、ゼミ担当の先生にしかられたのをよく覚えている。 続きを読む

産業界ニーズ事業を総括/中部圏産学連携会議に200人

文部科学省補助金事業「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に採択された中部地域大学グループ(幹事校・三重大学、連携校22大学)による「中部圏産学連携会議」が11月15日、名古屋国際会議場で開かれ、参加した中部圏の企業、団体、大学関係者ら約200人が産学連携教育による人材育成について理解を深めました。 続きを読む

小さい時間の断片

例えば、締め切りが迫っているのに仕事が思うように進んでいない時、明日が試験日なのに十分な学習ができていない時、依頼された仕事を断る時、その理由として、我々は「時間がない」という言葉をよく使う。

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打ち上げられた貝

あるラジオ番組のナレーターが話していたことを思い出した。

夏の日、青く澄み渡る空、広い白砂の浜辺におびただしい数の貝が打ち上げられている。遠くから見れば、浜辺一面が貝で多い尽くされているかのようである。前日の台風で潮に流されて打ち上げられてしまったのだろう。炎天下の折、数時間もすれば干上がってほとんど全部死んでしまうだろう。そこでひとりの男がなにやら動いている。よく見るとその男はいくつか貝を掴んでは海に投げ戻している。おびただしい数の貝のほんの数個を掴んでは、干からびて死んでしまわないように海に返してやっているのである。

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インターンシップ合同報告会 開催報告

名古屋産業大学では、今年度3か月間の企業・農山村インターンシップ(長期インターンシップ)、2週間の企業・農山村インターンシップ(インターンシップ(導入))、学内インターンシップ(GSBインターンシップ)を授業科目として実施しました。10月29日に名古屋産業大学文化センターにて、その合同報告会が開催されました。当日は、学生を含め80名程度の参加者があり、インターンシップの成果や経験の振り返りと共有が行われました。 続きを読む