NSU News

ネパールの小・中学校における環境教育支援

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、ネパールの小・中学校における環境教育支援について紹介します。


 本学では、文部科学省の「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)調査研究事業」に採択され、東アジア(日本、台湾)、東南アジア(インドネシア、ベトナム)、南アジア(ネパール)を通じた環境教育の展開に取り組んでいます。

   

 その一環として、9月9日(月)から10月1日(火)にかけて、岡村聖教授と本学の大学院生3名がネパールのポカラ、カトマンズ、ルンビニ、バルディヤにある小中学校10校を訪問し、環境教育の支援を行いました。
 本学の支援のもと、児童・生徒たちは学校周辺のCO₂濃度を調査し、CO₂濃度とその吸収源および排出源との関係性を探究し、地域の視点から脱炭素地域づくりに役立つ行動について話し合いました。
 この環境教育の様子は、現地のニュースや新聞で報道されました。


  • 「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)調査研究事業」
    令和5年度の調査研究事業の公募テーマは、「予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開」です。採択案件に対しては、オールジャパンで海外展開に取り組むために、文部科学省が運営するプラットフォームの支援として、1)経費の一部支援、2)「EDU-Portニッポン」ロゴマークの利用許可、3)文部科学省等の個別コンサルティング、4)現地機関との調整・仲介支援が行われます。

EDU-Portニッポンのロゴマーク

環境ビジネスコースでは環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内の学修だけではなく、地域連携などキャンパス外での学びも大切にしています。