赤松　章 （あかまつ　あきら）

近年、企業における意思決定や業務改善にデータ分析に基づくエビデンス（根拠）が求められ、いわゆるビジネスインテリジェンスが社会人として必要な素養となってきました。そこで統計学基礎・応用の講義・演習を通じて、社会人として必要となるデータ分析の基礎を身に着けて頂きます。また、社会課題の解決に統計分析やAIの利活用の必要性が高まっています。我々のゼミでは社会現象や企業活動のデータ分析に統計処理やAIなど高度な手法を適用して、社会課題を解決できる人材を育成します。具体的には、データに基づく業務プロセス改善手法や肌画像の診断などの教育研究を進めています。

専門領域

統計科学、情報工学、プロジェクトマネージメント（プロセス改善）

担当科目

情報リテラシー、情報入門、統計学基礎、医療統計など

略歴

・九州工業大学情報工学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程修了、博士（情報工学）。1987年4月株式会社日立製作所家電研究所、1990年10月九州日立マクセル株式会社、2012年4月日立マクセル株式会社を経て2022年4月より経営専門職学科特任教授。
・カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所(CMU/SEI)認定パーソナルソフトウェアプロセス(PSP)インストラクター、同チームソフトウェアプロセス(TSP)コーチ。日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ。
・情報処理学会、人口知能学会各会員。

著書・論文等

主な著書：

坂本 裕司, 中佐藤 麻記子, 島田 健二,  安部田（赤松）章，山崎 進, 樽本 徹也, 平鍋 健児, 前川 直也「これだけは知っておきたい組込みシステムの設計手法」，技術評論社（2009）

主な論文：

1. Akira Akamatsu, “Case Study of the Effect of Mutual Understanding Among Stakeholders and Organizational Factors on Quality and Delivery Time in a TSP-based Project”, ProMac2021 14^th International Conference on Project Management, pp77-85 (2021)
2. 古後 晴基, 村田 伸, 村田 潤，安部田（赤松）章，上城 憲司：僧帽筋の筋硬度に対するマッサージチェアの効果，ヘルスプロモーション理学療法研究Vol.1, No.2：137-140 (2011)
3. 安部田（赤松）章：品質機能展開(QFD)による組込みソフトウェア開発法，情報処理学会シンポジウム，組込みシステムシンポジウム2007論文集
4. 島田和明，安部田（赤松）章：組込みソフトウェアの開発者によるプロダクトライン開発の実際，情報処理学会シンポジウム，組込みソフトウェアシンポジウム2005論文集
5. 安部田（赤松）章，硴崎賢一：ユーザの連続参照に着目した業務イベントのグループ化方式，情報処理学会論文誌（データベース）(1999)
6. Akira Abeta(Akamatsu), Ken’ichi Kakizaki, “Operation Record Based Work Events Grouping Method for Personal Information Management System”, Proc. of IEEE 22rd International Computer Software and Applications Conference (COMPSAC ’98)
7. Akira Abeta(Akamatsu), Ken’ichi Kakizaki, “Organizing and Visualizing Related Work Events on Personal Information Management Systems”, Proc. of 1999 IEEE International Conference on Information Visualization (IV’99)
8. 安部田（赤松）章『直交表手法解説および演習』，JaSST‘10Kyushu（ソフトウェアテストシンポジウム’10in九州）(2010)

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101（代表）
研究室 0561-55-3011（名古屋産業大学内線　150）
■Email a-akamatsu@nagoya-su.ac.jp