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◇愛情教育、この指とまれ◇その160◇福田ムフタル先生の情報処理系の授業 vol.4 竹澤 伸一

 「私の研究室や、私の授業の受講者の中からIT関係の企業に就職する学生が増えてきていますね。」と福田ムフタル先生。ITパスポート取得をめざして、あるいは実際に取得して企業に入職すると、当然最初から扱いが変わります。自社にとって有用な社員とみなされるわけです。「パスポート取得をめざす学生は、チャレンジ精神があると思います。めざすという意識、そして行為を大いに推奨していきたいですね。」と福田先生。

 「もちろんITパスポート取得の次には、ネットワークや情報セキュリティー分野のスペシャリストの資格取得が控えています。自分の能力に限界値を決めないで、行けるところはどこまでも行ってほしいと思っています。」と福田先生。企業だって人を見ています。情報処理系の資格取得に挑み続ける人は、間違いなく「伸びしろがある」と判断されるでしょう。「情報処理に精通している学生が、将来社員として語る一言一言には、基礎力と説得力がにじみ出ると思います。」と福田先生。

 「今や警察官でも、一般行政職の公務員でさえ、情報処理系の知識やスキルが求められる時代だと思います。情報処理のスキルの壁は決して高くないです。高校生の皆さん、ぜひ名産大に来て、ご一緒に楽しく学びませんか?」お話の最後に福田先生は、包み込むようなやさしい笑顔を向けました。

(つづく)