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◇愛情教育、この指とまれ◇その210◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.20 竹澤 伸一

 「私の夢は、幸せな家族を築くことです。ありきたりと言えばありきたりかも知れません。でも私の家は母子家庭でしたので、何不自由なく生活させてもらい、大学にも通わせてもらっていますが、父親と遊んだという記憶のピースだけが欠けているのです。」

 そう語るのは久保田翔(クボタ カケル)くん。でも久保田くんの表情には陰りも、屈託もありません。お母さまの愛情をいっぱい受け、お母さまとたくさん遊んできたからです。けれど父親に手を引かれ、あるいは肩車されて、例えばテーマパークの人混みの中を歩いてみたかったという憧憬(しょうけい)は、今でも持ち続けているのです。

 この憧憬のせいなのかも知れません。久保田くんは名産大に、「幸せになるきっかけをつかむために」入学したのです。久保田くんの胸に刺さったのが、名産大が前面に打ち出す「愛情教育」。「愛情教育をベースにした職業教育」。名産大は単に職業人を育成するだけではなく、しっかりした職業を持つことで社会に出て活躍し、個人として、そして家族として、幸せな社会生活を送ることを最終目標としているのです。

 久保田くんは、自分の中の「1つのゴール」として、「職業人として家族を幸せにする父親像」を描いている気がします。「父親らしく、たくさん尽くして幸せを築きたいのです。」

(つづく)