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◇愛情教育、この指とまれ◇その271◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.11 竹澤 伸一

 「名産大に入学して1年余り、高校生の時と比べて自己表現する機会が格段に増えました。」こう語るのは松原廉(マツバラ レン)くん。

 松原くんの自己表現の機会は、主に3つあります。1つは授業、1つはゼミ、そしてもう1つが部活動です。

 まず、授業での自己表現。アクティブラーニングなら、確実に「発言・発表」が必要です。それに加えて、大小(長短)のレポート。大学というところは、まさにレポートの嵐です。面白いのは、大小(長短)という見た目だけの差ではない、レポートの「質の差」です。多くのレポートは、「理解の定着度の確認」が目的です。けれど、凝ったレポートなら、まとめた上に提案を求めたり、考えを比較させたりします。ちなみに私の全授業は、毎回の授業でレポートを課します。

 松原くんの自己表現力は、着実に上がっていると思います。ゼミの先生も高い評価をしていますし、部活動でもチームメイトに意図が明確に伝わっています。

 「伝えなければ伝わらない。」「伝える努力をすることで、表現力は自然に身に着いてくる。」大学を挙げてコミュニケーション力を育成しようとしている名産大なので、「伝えよう」と努力をする人を、みんなで応援します。相手の言葉に、じっと耳を傾ける雰囲気が広がっています。

(つづく)