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◇愛情教育、この指とまれ◇その468◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.38 竹澤 伸一

 牧海聖(マキ カイセイ)くん。名産大の近隣市出身。名産大のコンセプトを理解し、「現代ビジネス」を学びに門を叩きました。

 「地域ビジネス、情報ビジネス、環境ビジネス、スポーツビジネス、ビジネス心理と、とにかくあらゆる種類のビジネスの内容を、自分の内部に消化しようと、コツコツと努力してきた4年間でした。」牧くんは、自分が履修してきた60余の授業1つ1つを、丹念に思い返します。そして、ふとこう言いました。

 「ビジネスのジャンルは色々ですが、授業やゼミを通して関わった『目上の人』、主に企業人ですが、はっとさせられるほど魅力的な人がいましたね。そういう方々は、まだまだ未熟な学生からでも、話を引き出すのがうまくて、知らず知らずに、自分の興味・関心を語っていました。そしてその中で、『目上の人』に対する会話の仕方、大きくとらえれば、ビジネスマナーを学んでいった気がします。名産大は、職業教育、実践教育を前面に出していますが、『目上の人』とのフルコンタクトが、常にできることが魅力ですね。」

 なるほど、それで牧くんは、「地域ビジネス」を、まず身近なところから学び、国際金融や国際貿易、最後には国際マーケティングと、段階を追って学んできたのですね。そして、名産大名物のBTP(ビジネストレーニングプログラム)を、単位の下限を超えて履修して、実際のビジネスマンと交流し、自分を高めてきたのですね。

 牧くんを、しばらく追いかけます。

(つづく)