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◇愛情教育、この指とまれ◇その304◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.44 竹澤 伸一

 「2年生になって、精神的に少し余裕ができたので、たくさんのことにチャレンジしたいと思っています。」相変わらず強い目力を向けながら、工藤航太くんは語ります。

 工藤くんには、明確な「人生の4箇条」があるようです。その1、「何事にも怖がらず、積極的にチャレンジする。」高いレベルで、日々競技をおこなっている工藤くんの、心身から発せられる実感なのでしょう。

 その2、「人生1度きりなので、自分の人生は自分で切り拓く。」これを二十歳の大学生が言い切る潔さ。めちゃくちゃカッコイイし、痛快だし、応援したくなります。次回、紹介する工藤君の人生プランに、直結する覚悟のようなものです。

 その3、「自分のキャリアは自分でつくる。」大学生の、けっこう多くに見られることですが、「自分は何者ですか?」と他人、例えばキャリア支援担当職員に尋ねたりします。必ずしも悪いわけではありません。けれど工藤くんは、もはや違います。学修を通してケーススタディをしています。

 その4、「何かをやり始めないと、何も始まらない。やらない後悔より、やった後悔のほうが何倍もいい。」これぞ工藤くんの真骨頂という感じがします。

 工藤くんの「人生の4箇条」。読者の皆さまの心中にも、十分響いたことでしょう。

(つづく)