地域との協働

 産業界ニーズ事業では、地域との協働も目標の1つであり、大学が所在する地域などにおいて、地域の産業界とインターンシップを協働して進め、産業界/大学双方にメリットがある形で学生が成長することが重要なポイントであろう。 続きを読む

東海Bチーム共催シンポジウムのご案内(12月4日)

名古屋産業大学環境情報ビジネス学会主催、「中部圏の地域・産業界との連携を通した教育改革力の強化」東海Bチーム共催、によるシンポジウムを12月4日に名古屋産業大学文化センターで開催します。シンポジウムでは企業や地域のニーズに対応した人材育成のための産業界と大学の連携を通じた大学教育のありかたを議論します。 続きを読む

社会的手抜き

 集団で活動(作業)することの利点とは何でしょうか。思いつくだけでも、メンバーが力を合わせることで人数分以上の成果が期待できること、役割を分担することで作業効率が高められること、さらに複数によるチェック機能を活かしてリスクを回避すること…などが挙げられます。 続きを読む

東海Bチーム 連携FD開催の報告

東海Bチーム(名古屋産業大学、名城大学、岐阜大学、同朋大学、日本福祉大学、愛知大学短期大学部)の今年度第1回目の連携FDが8月23日、名古屋市中村区の愛知大学名古屋キャンパスで開かれました。関係者24人が参加し、先進的な取り組みを紹介する講演や、失敗事例をテーマにしたワークショップで、インターンシップの進め方について理解を深めました。 続きを読む

仕事における「今、ここ」への専心

 専心あるいは没頭ということばがある。しかし、なかなか一つの仕事や作業に意識を集中させることはむずかしい。試験勉強をしようとするときに机の上の片付けに熱中してしまうということはよく聞かれるが、今やるべきことに専念することにいかに多くの人が苦労をしているか。このようなときこそ、哲学者や心理学者のことばが参考になるかもしれない。 続きを読む

キャリア教育について

 夏休みに本学の「高大連携プログラム」のパンフレットを作成した。この作成途上でいろいろ調べてわかったのが、今は小学校から大学に至るまでキャリア教育を進めるよう指針が出ていることであった。キャリア教育とは、現実的に社会・職業の理解を深め、自分が将来どのように社会に参画していくかを考え、自らの力で生き方を選択していくことができるように必要な能力や態度を修得させる教育であるそうだ。そのような教育を受けてこなかった私にはどうもピンとこない。 続きを読む

非正規労働者の増加傾向と学生の就職指導

 2013年夏の参議院選挙結果は、衆参の「ねじれ解消」を主張した自公の勝利で終わった。選挙期間中、アベノミクス、円安、雇用促進、経済再生、所得増などの言葉が連呼されたが、しかし多くの市民の感覚からすると、どうも豊かさの実感がわいてこない。むしろ非正規労働者の拡大(過去最高の1813万人に達し、労働人口の35%を占める。正社員は13万人減)、限定正社員(勤務地や職種の限定)の導入、消費税の段階的引き上げなど、こちらの方がより切実に実感されるのは一体全体何故なのだろうか。 続きを読む

テッドの独り言

 先日、中日ホームニュースの「こんにちはお嬢さん」に紹介された水谷さんは、ぼくのゼミの卒業生です。今でも覚えていますが、2年生の秋、ひとり研究室を訪れ、ぼくのゼミを希望しますと訪ねてきました。まさに「お嬢様」という感じで、おっとりしていて、口数も少なく、余り会話は進みませんでしたが、とても誠実で、芯のしっかりとした学生であったと記憶しています。今年の3月に卒業して以来、お会いしていませんが、卒論では、ディズニーランドにおける経営の特長を研究しました。学生時代から、旅行が趣味で、ディズニーランドには何度も訪れて、卒論にも活かしていたようです。 続きを読む