医療情報管理コース
医療現場と病院経営をデータとマネジメントでサポートする
医療事務のプロをめざします
情報管理と経営マネジメントで医療現場のスムーズな運営をサポート
医療現場では近年、医師や看護師など、専門家の確保がますます難しくなっています。そのような状況の中で、優れた情報処理能力をベースにさまざまな運営提案ができる医療事務のプロフェッショナルがこれまで以上に必要とされています。医療情報管理コースでは医療情報の管理資格である「診療情報管理士」をめざすカリキュラムに加え、データを活かした経営マネジメントの能力や社会人基礎力を養う本学独自の学びを通して、組織運営や経営判断に関わることのできる力を身につけます。
めざす将来
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情報管理を通して医療の現場と直接関わる
医療提供施設職員(病院・診療所・薬局など) など
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システムを使って医療を発展させたい
医療システム開発会社 など
この授業がすごい!
Lesson 1
診療情報管理
診療記録には、患者・病院・医師にとっての価値、また公衆衛生上の価値などがあります。そのような診療情報を管理する上で、診療記録の記載や保存に関する法規、守秘・個人情報保護に関する法規、電子化への対応についての知識を習得します。
Lesson 2
診療報酬請求論
病院管理を考える上で必要な診療に対する報酬の仕組みを知り、その病院経営における位置づけや、どのような影響があるのかを理解します。
Lesson 3
臨床医学
診療情報を活用するための国際疾病分類を行うには、医学に対する広い知識が必要となります。臨床経験豊富な医師から、内科・外科を始めとする実際の医療の現場で接する病態や生理について学びます。
Lesson 4
国際統計分類
臨床医学などで得た知識をもとに、診療情報管理士に必要な死因・疾病に係る国際的な統計分類を行うコーディング能力を身につけます。
PICK UP!
さまざまな角度から情報管理を学ぶ!
診療情報管理の業務は、縁の下の力持ち。さまざまな専門職から感謝される仕事でもあります。そのためにも周囲を見る力、思いやる気持ちを育てる教育にも力を入れています。もちろん、専門的なスキルを身につけるためには、医師や診療情報管理士など現場経験の豊富な有資格者が指導を行います。私たちはチームでみなさんを育てます!楽しみにしていてください!
こんな資格が取れます!
- 診療情報管理士
- 医療機関における患者のさまざまな診療情報を中心に、人の健康(health)に関する情報を国際統計分類などに基づいて収集・管理するための専門的な資格です。本学では、卒業までに診療情報管理士の受験資格を取得できます。
- 登録販売者
- 小売店で一般用医薬品の販売ができる医薬品販売専門資格です。2009年の改正薬事法により新設されました。それまで、医薬品を販売できるのは薬剤師か薬種商のみでしたが、薬種商資格に替わって誕生しました。
- 診療報酬請求
事務能力認定試験 - 病院、診療所の受付会計業務に活かすことができる資格です。診療報酬請求業務の資格の中では最難関とされていますが、学科問題と、レセプト作成という実技で構成され、就職活動をする上でのアピールになる資格です。
- がん登録実務初級者
- 院内がん登録とは、がん罹患患者の来院時情報から診断治療経過情報に至るまでを整理し、管理する業務です。医師による登録作業をサポートし、診療録などからの情報を収集し標準的な院内がん登録を適切に行う実務者認定です。
他にも 医科医療コンピュータ検定/電子カルテ技能検定/がん登録実務初級者認定試験 など

医事コンピューター演習や
電子カルテ演習の授業では
医療事務で必須となる
パソコン実務が身につけられる。
少人数のコースだから
先生に気軽に質問できる!
医療現場がリアルに分かる
現役医師の授業もあるよ。

板津 海南さん
愛知県立犬山
高等学校 出身

教員 塚本 佳子先生
(担当コース:医療情報管理)
医療事務として勤務後、企画会社を経て、大学・専門学校での医療事務関連、接遇マナー講師を経験。
初めて資格取得をめざした時に先生のゼミ室で勉強させていただきました。
医療事務の資格でしたね。
分からないところをていねいに教えてくださり応援してくださって、励みになりました。
合格の知らせは本当に嬉しかったです。
板津さんはコツコツと努力できるがんばり屋さん。
ゼミ長も3年間担っていて、感心しています。
先生が学生一人ひとりに誠実に寄り添ってくださる姿を見ているので・・・
研究室に資料を取り寄せたり授業に必要な動画資料を提供してくれましたね。
情報収集力も素晴らしい。
甘いものが好きなのでお菓子の情報収集も(笑)
先生とお菓子の話で盛り上がるのが楽しいです!
お菓子の情報も、楽しみに待っていますよ!