◇愛情教育、この指とまれ◇その578◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.28 竹澤 伸一

「悩んでいます」様から、以下のようなメールをいただきました。

「(前略)私は、将来、高校の商業科の先生になりたいと思っている高校生です。現在、〇〇県内の高校で商業の勉強をしています。ビジネス基礎や簿記の勉強が楽しく、世の中のものやお金の流れがよくわかるので、自分にも役に立つし、世の中の多くの人々にも役立つ勉強だと思っています。(中略)実を言うと、私の両親とも先生をしていたのですが、父は1年前に49歳で退職しました。公立高校の体育の先生をしていたのですが、身体を壊して入院し、結局、職場復帰をすることができませんでした。今でもリハビリに励んでいます。(中略)父は、部活指導に出かけようとした早朝、家の玄関で突然倒れ、そのまま病院に運ばれました。一命はとりとめたものの障害が残りました。その前の晩に、遅くまで持ち帰り仕事をしていて、ろくに睡眠も取らずに部活指導に行こうとして倒れたのでした。(中略)遅くまで持ち帰り仕事をして、部活指導で早朝出かける。父の毎日は、ほぼこれの繰り返しでした。私は、そんな父の姿を見ていて、学校の先生の仕事って何なの?と、だんだん疑問を持つようになっていきました。

(中略)「1年生物語」で連載されている名産大の学生の皆さんは、夢を持って学校の先生をめざそうとしています。私も、父のことがありながらも、商業科の先生になりたいという目標は変わってはいません。(中略)竹澤先生にお願いがあります。どうか私からのメールを、1年生の皆さんとの授業で取り上げていただけないでしょうか?そして、皆さんのお考えを、聞かせていただけないでしょうか?(後略)」

「悩んでいます」様、わかりました。「教育原理」という授業で、共に学んでいる1年生と一緒に、必ず考える時間を取り、学生たちの考えをお伝えします。

(つづく)


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